3.2~3.12の期間、東京都内のインテリア、ファッション、セレクトショップなどのショップにおいて、
福岡県の伝統工芸品のPR や展示販売を行うイベント[ FUKUOKA Kogei Week ]が開催されます。
当店舗では福岡県知事指定特産民工芸品に指定されております、大川総桐箪笥 桐里工房さんをご紹介いたします。
先月、福岡県大川市にある桐里工房さんの工房を訪ねてきましたその様子をご紹介いたします。
筑後地方では、女児が生まれると嫁入り家具用として桐を植える家庭が多く、盛んに桐箪笥が生産されていました。
材料の桐は木目の美しさ、高い防湿性、燃えにくいなどの特性を持ちます。
また、長い間使用した箪笥を新品同様に再生できるのも優れた特性です。
桐里工房さんは、創業明治45年より代々伝統的技法の確立と継承を行い、
技の積み重ねにより今なお進化を続ける、伝統ある桐たんす専門製造工房です。
桐里工房では、創業以来、伝統的工法や手作り・手作業にこだわった家具づくりを続け、
「一人一品製作」の考えのもと、一人一人の職人が責任を持って最後まで仕上げています。
厳選された柾目板、木釘を使い、長年の経験と手先の感触を頼りに組み立てられた桐たんすは
親子三代100年以上続く家具とも言われ、昔からある桐たんすを更生修理し先祖代々受け継がれるそうです。
お客様の暮らし方、好みにピッタリと合うように、お客様のご要望の声を伺って一品一品製作されています。
箪笥やテーブル、ベッドなどの家具は注文生産となるため、今回は焼桐を使用した商品を展示販売いたします。
焼桐とは「桐材は火に強い」という特徴を活かし、表面をじっくり焼き上げた仕上げの技法です。
焼いた後はブラシでスス落とし、木目も浮き立って見え、躍動感あふれる表情が魅力的です。
ぜひこの機会に創業105年続く、大川総桐箪笥の桐里工房さんの伝統的技法に触れてみてください。
[ FUKUOKA Kogei Week・大川総桐箪笥桐里工房 商品展示販売 ]
期間:2018.3.2(金) ~ 3.11(日)
場所:VA-VA CLOTHING&VARIETY
住所:150-0001東京都渋谷区神宮前5-45-6-1F
(03)6434-1373 / info@va-va.jp / www.va-va.jp